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食中毒

いよいよ梅雨のシーズン突入ですね。湿気が多く、たまの晴れ間は蒸し暑く、なんとも過ごしにくいこの時期。「洗濯物がなかなか乾かない!」なんていうママも多いのでは?そして赤ちゃんや幼児も、このじめじめとした天気が続くと、何となく機嫌が悪いことがあります。

今回はこの時期の家庭での衛生管理や、子どもがかかりやすい病気について、気を付けたいことをご紹介します。

 


■作り置きの離乳食は「食中毒」に注意!

 

湿度が高い梅雨時、ママが一番気を付けたいのが食中毒。お腹がすいた赤ちゃんにさっと離乳食を出せるよう、離乳食をあらかじめ作って小分けにして保存しているママも多いと思いますが、梅雨時期は特に注意が必要です。

 

注意すること3つ

1.調理道具はよく洗い、時には熱湯をかけて消毒をする。布巾で拭かずに、そのまま乾くまで置いておく。

2.新鮮な食材をつかって調理し、熱を通す。しっかり冷ましたあと、すぐに冷凍保存する。

3.冷凍保存した食材はなるべく早く使いきり、自然解凍せずにすぐに熱を加えて調理する。

 

自然解凍は雑菌繁殖の原因ともなるので、電子レンジや鍋などですぐに解凍し、必ず再度熱を加えて調理しましょう。赤ちゃんに出す前に、ママは味見も忘れないでくださいね。

普段使っているまな板や鍋、包丁なども、熱湯をかけて消毒するか、市販の漂白剤を使いましょう。台ふきや布巾などもうっかり濡れたままにしてしまいがちですが、濡れたままだと雑菌が繁殖しやすくなります。きれいに拭いたつもりが、雑菌をまき散らしていたなんてことにならないように、清潔を保ちたいですね。それから、調理の前のママの手洗いもお忘れなく!

 


■夏にかけてはやる子供の病気は手洗い・うがいが必須!

 

 

毎年、夏にかけてはやる「咽頭結膜熱」、「手足口病」、「ヘルパンギーナ」。周りにもかかってしまった経験のあるお子さんは多いのではないでしょうか?

 

日本小児科学会によると、

「咽頭結膜熱」は、発熱、結膜炎、咽頭炎を主症状とする疾患である。プールを介して流行することが多いので、プール熱とも言われるが、プールでのみ感染するのではなく、飛沫、接触感染する。

「手足口病」は、口腔粘膜と四肢末端に水庖性発疹を生じる疾患。

「ヘルパンギーナ」は、主として咽頭、口腔内粘膜に水泡、潰瘍を形成するのが特徴の熱性疾患である。乳幼児に多く見られる夏かぜの代表的な疾患である。

とあります。

 

「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会

 

 

私の子供が5歳の頃「手足口病」にかかった時は、まず、口の中の口内炎に気づきました。そしてもしやと思って見てみると、小さな赤い斑点が手足の指先に少しできていました。熱も出ず、喉の痛みも全くなかったので口内炎がなければ気づかなかったかもしれません。病院に行った際も、処方されたのは口内炎の塗り薬だけでした。

私の子供のように症状が軽い子もいれば、「咽頭結膜熱(プール熱)」「ヘルパンギーナ」にかかり、高い熱が出てしまうお子さんもいます。梅雨の時期だから何となく機嫌が悪い、と思うのではなく、食欲や体のちょっとした不調なども見逃さないように、子どもの体の状態をよく観察しておくことが大切ですね。

 

また、「咽頭結膜熱(プール熱)」「手足口病」「ヘルパンギーナ」はどれも飛沫や接触で感染するものです。ですから、外出後の手洗いやうがいは大切。手洗いは単に手のひらや指先だけではなく、手首の上までしっかり洗うと良いそうです。

 


■梅雨の合間の換気で、カビ対策を!

 

外が雨だと、どうしても窓を開けずに締め切ってしまうことがあります。時にはエアコンを使いながら快適な室内にしてあげると、体温調節がまだ上手にできない赤ちゃんも気持ちよく過ごせます。湿気が強いな、と感じたらエアコンを「除湿」モードにしてみてください。部屋を冷やしすぎず、からっとした空気にすることができますよ。そして晴れた日は、なるべく窓を開けて、家の中はもちろん、トイレやバスルームなどから湿気を追い出しましょう。

 

梅雨の時期に特に気になるのはカビの発生ですが、部屋だけでなく、布団などにもカビが発生する場合があります。寝ている間に体の汗で布団が湿気をおび、外に干せないので湿気がたまり、気づかぬ間にカビが繁殖してしまうのです。特にベビーベッドを使っている場合は、天気のよい日にマットレスを持ち上げて干しておくとカビ対策になるでしょう。

 

さいごに

梅雨の時期は小さなお子さんとママにとってはちょっと過ごしにくいですね。どうぞ「食中毒」や「病気」に気をつけつつ、この時期を快適に楽しく過ごせますように。

 

ライター 和田 美恵

 


 

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