働くママと子どもを繋ぐ!コミュニケーションの取り方

ワーキングマザー

共働きの夫婦が増えている現代社会。お子さんのいる家庭でも、共働きのご夫婦は多くいらっしゃいます。しかし、仕事と育児の両立は難しいため、いつの間にか子どもとの関係に溝ができてしまった夫婦が多いのも事実。

今回は働くママの、子どもとのコミュニケーションの取り方についてお話します。


「完全両立は不可能」から学ぶ心構え

既に仕事をされているママも、これから仕事を始めようと思っているママも、最初に掲げるのは子育てと仕事の完璧な両立でしょう。

しかし、出産以前のように何にもとらわれず仕事に打ち込むことも、仕事をしていないときのように子育てに専念することも出来ません。

子育ても、労力を使う大変な仕事です。

二つを両立させるには、「完璧は難しい」と理解した上で、最善を尽くせるように取り組むことが大切です。


少ない時間でも子どもに愛を伝えるのが大切

それでは、ここで子どもと距離を縮めるコミュニケーションの取り方を紹介します。

・優先順位を考える

家事・買い物・仕事・育児と、一日の中でこなさなければならないことはたくさんあります。

全てを完璧にこなそうとすると、ストレスが溜まり子どもに当たってしまう原因にもなります。こなすべきことをキチンと整理して、必ず行うことと、出来たら行うことを決めましょう。

・子どもと言葉を交わす

言葉と言っても、口で伝えるだけではありません。

幼稚園・小学校になれば文字も分かります。日常の節々にあなたの言葉を残してあげましょう。交換ノートをしたり、ボイスレコーダーを使ってコミュニケーションを取ったり、あなたが常お子さんを気にかけている証を常に示してあげて下さい。

・絵本を読んであげる

寝る前に、あなたの読み聞かせで絵本を読んであげて下さい。どれだけ忙しくてもこの時間だけは必ず作ると決め、お子さんとの時間を一日の中に少しでも作ることでママの気持ちは伝わるはずです。

・特別な時間を作る

月に一度は必ず家族そろってピクニックに出かける、カラオケに行く、外食する、そんな些細なものでも構いません。子どもと笑顔と時間を共有できる、特別な時間を作ってください。ご主人とも時間を共有することで、家族のコミュニケーションも円滑になるはずです。

・健康に気遣う

食事の管理や就寝時間の管理など、お子さんの健康管理は疎かにならないようにしましょう。週末にまとめて食事を作り冷凍しておくだけでも、既製品の食事を与えるより栄養を摂ることができ、子どもに母親の味を食べさせることができます。

・休みが合わなくても子どもの為に

休みが不定期、平日に休みがあるという方も多くいらっしゃいます。お子さんと休みが合わず時間を共有できない場合は、身近な人に子守を頼んでください。どこかに預けられるより、知っている人と遊んでいるという印象を子どもに持ってもらえる環境を心がけましょう。また、休みが合わなくても、子どものためにお菓子や雑貨を手作りしたり、喜んでもらえるものを用意してあげてください。


少なくても、濃密で愛のある時間を

少ない時間でも、あなたが愛情を形や行動にすれば、その愛情はお子さんに必ず伝わるはずです。

どれだけ疲れていてもお子さんの笑顔で疲れが吹き飛んでしまうように、子どもも両親の愛情を感じることができれば溝が生まれることは少ないでしょう。

質の良い濃密な時間をお子さんと過ごし、愛のあふれる親子関係を築いてください。

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