(6)オリジナルベビー服 経過報告
最終仕様を決める!
実用新案も無事取得できたので、いよいよ最終仕様を決めるためる作業に進みます。
それには、「試作」→「モニター」→「チェック」→「試作」 の繰り返しをしながら、生地仕様&カラー、そしてデザイン処理を決めていきます。
ママと赤ちゃんに優しいベビー服を目指して、ここが最後の正念場です。
◆何度も繰り替えされるモニター調査
前回も登場してくれた「すみれちゃん」が3ヵ月60cmになり、対象月齢MAXなので、またお願いしてモニターさせていただきました。
ママと私とデザイナーの滝澤さんの3人に繰り返しお着替えされ、いつもご機嫌なすみれちゃんもついに泣いてしまいました。ごめんなさいね。
私たちも実は最後は泣きたくなっていたんです。
というのは、お着替え時間目標が30秒なのに、何回やっても59秒はかかってしまうし、ちょっと小さい感じで着替えさせにくい。それなのに首元から肌着が見えてします。
生地も薄くて肌着の色が見えてしまう。
再度サイズをじっくりチェックしなければいけません。
デザインも生地も色もまだまだです。
あ~、前途多難だなぁ。でもがんばらねば!
◆サイズチェック
今まで作った試作サンプルと他社品、そして型紙、仕様書を見直して、サイズを決めていきます。
何か変です。仕様書の指示書より最終サンプルは小さくなっています。
メーカーに確認したら、生地の特性で少し縮むとのこと。それなら、生地も変更しなければなりませんね。
縮みやすい生地はダメです。
他社品などもチェックしながらサイズを決めていきます。
ついでに、オプション品も考えてます。
◆デザインリサーチ
日本製で短ロットで提供してもらえて、赤ちゃんの肌に心地よい生地を選ぶのは至難の業です。まずは、市場調査のためデパートやら専門店、生地資材売り場を回ってリサーチします。
私のイメージはやはり、ターゲットとなるママ達のデザイントレンドに合ったものがいいですね。市場には赤ちゃんらしいデザインはたくさんあるけれど、ベビニティーズの求めるデザインは違います。もっとナチュラル感のある優しいデザインがいいですね。
リサーチ中に気になったデザインテイストはこんな感じですかねぇ。
次回予告
いろいろ試行錯誤して、いよいよ次回はデザイン決定です。
もし、可能であれば、撮影風景もご紹介します。
このホームページで企画経過を全て報告します。
前回までの内容はこちらで確認してください。
<オリジナルベビー服企画経過報告>
(1)Babinity’s発、オリジナル商品を企画開発します!
製品に関する要望や質問をお受けいたしますので、ご意見お待ちしてま~す!