先輩ママおすすめ!子乗せ自転車選びのポイント3つ

 

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10月に入ってから急に涼しくなりましたね。

今の時期こそ自転車が活躍する季節ですね。ちょっと遠い公園に行ってみたり、サイクリングに出かけたりしたいと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

月齢が小さいお子さんと出かける時に重宝したベビーカーや抱っこ紐も、お子さんが大きくなるにつれて、移動範囲が広くて荷物も載せやすい自転車が便利になってきます。

そこで今回は子乗せ自転車の基礎知識や、選び方のポイント情報を、先輩ママでもあるベビニティーズライター和田美恵さんに紹介していただきました。

 


 

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子乗せ自転車についての基礎知識

 

子供乗せ自転車は、前や後ろにチャイルドシートがあるもの、もしくは前後両方にチャイルドシートがあるものがあります。

 

前乗せのチャイルドシート(フロントチャイルドシート)は、ハンドル部分がU字になり、その部分にチャイルドシートをはめている子乗せ専用タイプや、ハンドルの後ろにチャイルドシートを後付けするタイプがあります。

子乗せ専用タイプは、前後左右しっかり覆われているので子どもが寝てしまっていても安心感があり、子どもが多少動いても安定しています。

前乗せの場合は、後ろ乗せのチャイルドシートよりも早く、1歳児前後から乗せることが可能で、子どもが前に乗っているので目が届きやすいというメリットがあります。

一方、後付けのフロントチャイルドシートはハンドルよりも高い位置にチャイルドシートがあるので、子どもが大きくなると、抱きかかえて乗せるのが大変な反面、チャイルドシートが不要になったら取り外して普通の自転車として使うことができます。

 

後ろのチャイルドシート(リアチャイルドシートは)、後輪の上の部分につけるもので、子どもの腰までの高さのタイプと、背もたれからヘッドレストがついたハイバックタイプがあります。

どのタイプもベルトで固定をしますが、背もたれがあるタイプのほうが肩からベルトを通すので、子どもが寝てしまった時などは安心です。

レインカバーを付けたい時も、背もたれがあるタイプを選ぶと良いです。後ろ乗せチャイルドシートは、2歳から6歳ころ(体重22kg)まで乗せることができます。

子乗せ専用ではない自転車に、チャイルドシートを付けたい場合、まずはその自転車がチャイルドシートを取り付け可能であるかどうか確認が必要です。

自転車にはってあるシールを見て、「チャイルドシートが取付可能」と書いてあればOK。シールにはチャイルドシートと子どもの重さを合わせた最大積載量も書いてあります。また、取り付けしたいチャイルドシート製品の適応車種についても確認が必要です。

 

子乗せ自転車を選ぶ時のポイント

子どもを乗せるのであれば、安全に使え、使い勝手の良いものを選びたいですよね。

実際に子乗せ自転車を選ぶ時のポイントをまとめてみましたので、参考にしてください。

 

まずは、安全性

先ほども説明したように、最大積載量を守り、チャイルドシートを取り付けできる自転車を選ぶことは大前提です。

チャイルドシート自体には、国が定めた安全基準はありませんが、一般財団法人製品安全協会の「SGマーク」がついていればより安心でしょう。

幼児2人と大人が乗ることができる3人乗りの自転車は、安全基準を満たした「幼児2人同乗基準適合車」で、一般社団法人自転車協会の「BAA」と「幼児2人同乗基準適合車」のシールがついています。

 

お子さんの年齢や、兄弟の有無を確認

年が離れていない兄弟の場合、上の子が自分で自転車をこぐことができるようになるまで、親が兄弟を同時に自転車に乗せる機会は多いのでフロントとリアの両方にチャイルドシートがある(または後付けできる)自転車を選ぶのがおすすめです。

自転車の仕様については、保育園や幼稚園の送迎で毎日使うなど使う頻度が高い、住んでいるエリアに坂が多いなどであれば、電動アシスト自転車も検討に入れておきたいですね。

特に前後に子どもを乗せると、こぎだしがふらつくことがありますが、電動自転車はとてもスムーズで、こいでいる時もスイスイ行けます。変速機がついているものも同様に、こぎだしがラクです。

 

便利な機能確認

子乗せ用の自転車は、自転車を止める時に便利な両立スタンドや、前かごが重くても傾かないようにするハンドルロックの機能がついています。

小さいタイヤサイズのものはチャイルドシートの位置が地面に、より近いので安定し、フレーム自体を低く設計することで、ママでもまたぎやすい構造になっています。

サドルからハンドルまでの距離も、各メーカーで違っており、操作性なども含めて購入前に必ずお子さんを乗せて試乗することをおすすめします。

 

子乗せ自転車は、高さも横幅もあり、自転車置き場に置きにくくなることもあります。特にマンションにお住いの人は、ラックに入れることができるかどうかも確認しましょう。

 

子乗せ自転車の快適&安全必須アイテム

最近は、夏の強い日差しを遮ってくれる日除けカバーのオプションや、サンシェードが標準装備になっている自転車もあ

り、お子さんとの自転車タイムをより快適にするグッズがたくさんあります。

 

雨の日に使うレインカバーはもはや子乗せ自転車の必須アイテムといっても良いかもしれません。

子どもの顔周りに空間ができるような設計や、透明の素材を使って様子が見えるようになっている、チャック付きで乗せ降ろしが簡単など、各メーカーの工夫があります。

風が強い日、寒い日などは後ろよりもむしろ前のチャイルドシートのほうが大変ですが、ヘッドレストがないフロントチャイルドシートにも対応している風防カバーやレインカバーもあるので、自転車購入時に同時に検討しておくのが良いでしょう。

そして忘れてはいけないのが、子ども用のヘルメット。

ヘッドレストの形状や素材を工夫して、安全性の高いチャイルドシートがたくさんありますが、子どもにヘルメットをかぶせることで、万が一の転倒の時もお子さんを守ることができます。

中にはヘルメットをかぶりたがらないお子さんもいますが、泣こうがわめこうが、やはり安全に変わるものはありません。

好きな柄のヘルメットを一緒に選んだり、ヘルメットに好きなシールをはったりして、自転車に乗るときはヘルメットをかぶるのだ、ということを根気強く教えていくしかありません。

 

最近の子乗せ自転車は、色のバリエーションも形もスタイリッシュで、中には雑誌とのコラボ商品もあり、選ぶ過程も楽しいはず。お子さんを自転車に乗せて走るのはほんの数年間で、あとになってきっと子育ての楽しかった思い出になります。

ぜひ、お子さんとの会話を楽しみながら、子乗せ自転車ライフをすごしてくださいね。

 

ライター:和田美恵

 


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