妊娠中期の出血の原因と対処法(妊娠トラブル)

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妊娠中期の出血の原因はさまざまで、心配のない出血のこともありますが、ときには流産や早産などのトラブルのサインだったりすることもあります。出血に気づいたら量の多少にかかわらず必ず受診することをおすすめします。

今回は出血を伴う主な原因と対処法についてご紹介します。

 


 

 

 


量が少ない時でも、早めに診察を!

 妊娠中期・後期の出血の原因は、子宮膣部びらん、子宮頸管(けいかん)ポリープ、中期流産(21週まで)、切迫早産(22週以降)、前置胎盤(ぜんちたいばん)、常位胎盤早期(じょういたいばんそうきはくり)などが考えられます。

 このうち子宮膣部びらん、子宮頸管ポリープは妊娠の経過や胎児の発育にはほとんど影響がないので、心配のない出血です。しかし、なかには、中期流産や切迫早産のように、胎児に重大な影響を与えかねないトラブルのサインのことがあります。また、切迫早産の出血量はほんの少しです。

 出血量が少ないから心配がないとは言い切れないので、出血に気が付いたら量の多少にかかわらず必ず受診しましょう。特にお腹の張りや下腹部痛などの症状を伴う場合は、早めに受診します。


出血を伴う主なトラブル

   :胎児への影響は心配ありません

   :胎児への影響が心配です

常位胎盤早期剥離

胎児の生命を守る胎盤が剥がれてくるので、起こると母子ともに重大な影響のあるトラブルです。

出血はあっても少量です。お腹が張って息苦しい感じがする時やお腹が硬く張って下腹部痛が強い時は病院へ急ぎます。

 

切迫早産

出血は少量。色のついたおりもの、微熱、お腹の張り、下腹部痛が主症状です。中期流産同様、細菌性膣症などの原因のことも多いので、検査の上、積極的に治療を行います。

 

子宮頸管ポリープ

子宮頸管ポリープは粘膜がいぼのように突き出る状態で、ここから出血することがあります。

子宮頸管の慢性的な炎症が原因と考えられ、感染や細菌性膣症を防ぐために、見つけたら取ったほうが良いという考え方が主流ですが、自然に取れてしまうこともあります。

 

子宮膣部びらん

子宮のいちばん下、膣に続くところが子宮膣部です。内側の粘膜がめくれて、表皮が赤むけたようになると(びらん)、ここから出血することがあります。妊娠していないときは、必要なら電気で焼くなどの治療を行いますが、妊娠中にこの治療を行うことはありません。

 

前置胎盤

胎盤が子宮壁の下の方につくトラブルで、妊娠20週ごろから超音波検査で調べながら27週ごろに診断されます。お腹の痛みがなく、突然少量の出血が繰り返し出ることがあります。

 


 

妊娠中期は、一般的に「安定期」と言われ、流産の可能性も少なくなる時期です。

そんな妊娠中期には出血は起こらないものと思っているプレママも少なくありませんが、意外と多くの先輩ママが出血を経験しています。

まずはパニックにならず、落ち着いて病院を受診するようにしてくださいね。

 


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