これからが本番 インフルエンザにつきまとう”怖~い症状”とは?
冬に起こるウイルス性の病気で”辛い”と有名なのが「インフルエンザ」ですよね。
今年2016~2017年に流行するインフルエンザは、ずっと前にとても症状が重いといわれていた”香港A型”なのだと、看護師の友人が教えてくれました。(※あくまで友人談です)
筆者の息子は既にそのインフルエンザAに感染し高熱にうなされ、更には異常行動を起こすまでに至りました。
まさか我が子がそんな状況に陥るとは思ってもいなかったので、どうしていいのかわからずに慌てふためいてしまいました。
この子どもが発症しやすい異常行動は、最悪な場合インフルエンザ脳症を引き起こす危険もあるので、小さいお子さんは特に注意が必要です。
今回は実際に筆者が経験した、”インフルエンザの異常行動”と”インフルエンザ脳症”についてお伝えします。
・インフルエンザの症状
インフルエンザの主な症状は以下の通りです。
・38度以上の高い熱
・鼻水・咳・頭痛・悪寒・関節痛・倦怠感
・場合によっては、嘔吐や下痢
※参考
風邪のあらゆる症状を詰め込んだのがインフルエンザというところでしょうか。
大人でも辛いインフルエンザの症状ですが、もし体の小さい我が子がなってしまったらと考えるだけで胸が苦しくなります。
・インフルエンザでの異常行動ってなに?
以前、インフルエンザやタミフルを服用し、ベランダからの転落や道路から飛び出しての交通事故で命を落としたというニュースが話題になりましたが、実際になりかねないというのが今回経験してみた感想です。
次にご紹介する症状は実際に息子が起こした症状になります。
・奇声をあげる
・他の人には見えない何かを見つけ…
・怖い幻覚が見えているとすごく怯える
・目の焦点が合っていない
・体をまっすぐに保つことができない
・部屋を飛び出していこうとする
・支離滅裂な事を言う
・何語かわからない言葉を話す
・異常行動は「タミフル」や「リレンザ」服用前から起こるってホント?
インフルエンザによる異常行動が話題となった時、「タミフル」や「リレンザ」を服用すると起こる副作用だという情報でした。
しかし、筆者の息子はインフルエンザ服用前から異常行動を2回も起こしています。
小児科にかかった時、先生が
「異常行動は薬の副作用というより、インフルエンザによる症状なのでは」
というようなお話しをしてくれました。(※あくまで該当医師の話です)
お子さんがインフルエンザにかかってタミフルやリレンザを処方されたとき、一瞬ドキッとしてしまうかもしれませんが、しっかり服用させた方がいいのではないかと、異常行動を経験した筆者は思います。
・1歳がピーク「インフルエンザ脳症」に気を付けて!
厚生労働省によるとインフルエンザ脳症にかかる子どもは、1シーズンに100~300人もいるのだそう!
死亡率は10%と低下したものの後遺症は約25%で、お世辞にも低い数字とはいえません。
主にインフルエンザ香港A型で発症するそうですが、B型だからといって発症しないかというとそうではないようです。
インフルエンザ脳症は、発熱から24~48時間以内に発症することが多く、症先程ご紹介した異常行動や意識障害、嘔吐、けいれんなどの症状がみられます。
何か異常を感じた時には、速やかに医療機関に問い合わせをすることを忘れないでください。
いかがでしたか?
筆者は実際に息子の異常行動を経験するまで、インフルエンザ脳症の事を意識したことはなく、インフルエンザを風邪とひとくくりにしていました。
インフルエンザにかかってしまった時には、お子さんの状態を常に把握して、しかるべき措置をとるように心がけてくださいね!
-ライター 青木かおり-
<参考サイト>