幼稚園の願書から入園までの段取り!

 

ラクラクふわふわバルーンオール


 

来年から幼稚園に通うお子さんのママさんは、もうすでに入園願書をとりにいった方も多いことでしょう。もしかしたら、願書を提出しすでに面接や入園試験を済ませた方もいらっしゃるかもしれません。10月の時点で4月の入園まではあと約半年。長いようで意外にあっという間です。そこで今回は願書を提出してから入園までの大まかな流れと、気をつけたいことについて経験者でもある、ベビニティーズライターの和田美恵さんから教えてもらいました。

 


 

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幼稚園の前で手を上げる少女

 

受験料や入園料の用意は早めに

 

これから願書提出や面接などが控えているご家庭では、もらった願書の中に受験料・検定料(考査料・選考料などとも)に関する書類があるか、よく確認しましょう。なぜなら願書提出とともに、受験料を支払うケースがあるためです。面接がなかったり、願書を出せば全員入園できるような幼稚園であっても、入園許可証を出したり、事務手続きのために、検定料がかかる場合があります。検定料の相場は3000円~1万円位ですが、入園料とは別の出費として用意しておく必要があります。

 

次に入園料ですが、こちらは面接や試験を経て合格や入園許可をもらった人が、支払うものです。入園料は、面接直後に幼稚園に直接持参する場合や、入園決定後何日までに幼稚園の指定口座に振込するなど、各幼稚園のやり方はさまざまです。中には振込証明書を幼稚園に提出する場合もあります。入園料は数万円から十数万円と相場にも幅があるので、金額が分かり次第、早めに用意しておきましょう。

 

 

制服採寸は、脱ぎ着しやすい格好で

 

入園決定後、制服採寸や幼稚園で使う備品などの説明会があります。この時期に制服採寸をしても、実際に制服を受け取るのは来年の1・2月頃になります。制服がある多くの幼稚園では、制服採寸ができる日を設けていて、実際にお子さんを連れて行って、その場で各サイズの制服を試着することができます。場合によっては、幼稚園の先生方からサイズや使用頻度についてのアドバイスを受けることもできるでしょう。ただし、試着できる数は限られているので、お子さんを脱ぎ着しやすい格好で連れて行くことは必須。つなぎの服は上下どちらの服を試着するにせよ着替えに時間がかかります。女の子の髪形も、大きな髪飾りがついていると、上からかぶるタイプのスモックや帽子などを試着する際に邪魔になってしまうことがあるので、気をつけましょう。

 

卒園生や在園生などから、制服のお古をもらう予定の人もいるかもしれません。その場合は、なるべく制服採寸の前に、いただく制服の状態を確認しておくことをおすすめします。洗濯を重ねているうちに、色あせがあったりして、予備として持っておく分にはいいけれど、毎日着るものとしては気になる場合もあるかもしれないからです。

 

また、もしもお子さんの体調不良などで指定された日に採寸ができない場合、園に連絡をとってどのような方法があるか聞いてみましょう。園に予備の制服を置いている場合もあるので、指定日でなくても試着できる場合もあります。

 

 

通園グッズについての説明会は参加を

 

制服以外に、手提げや弁当箱など、幼稚園に持って行くこまごました通園グッズの説明も入園前に行われます。制服採寸と同時に行う幼稚園もあれば、日を改めて説明会を設けるところもあります。各幼稚園の方針によって、袋に指定のサイズがあったり、必要枚数が決まっていたりするので、説明会でしっかり聞いておきましょう。弁当箱や水筒のように、既製品を買う場合でも、お子さんが自分で蓋をはずしたりはめたりできる使いやすいものを選ぶことも大切です。

 

そして幼稚園で使う持ち物すべてに名前を書くことも、入園前の大事な準備。上履きやスモックなど、どの部分に名前を書くかまで指定されていることがあります。

 

また、説明会では、入園までに園側が各家庭でしてほしいこと、家庭で取り組んでほしいことを話すこともあります。入園までに昼間のオムツをはずすことや、お弁当を食べる練習、自分の名前だけは読めるように(分かるように)、など集団生活が始まる前に、家庭でできることはなるべく取り組んでおくといいですね。

 

 

入園前に導入保育

 

お子さんが初めての集団生活になじめるように、そして入園前の慣らし保育として、導入保育を取り入れている幼稚園は多くあります。入園までに数回、もしくは準備クラスとして週1回程度のプレ保育を行うところがあり、中には、次に入園する子どもたちを対象にした季節行事に参加できることもあります。

 

4月からプレ保育を行っている幼稚園でも、入園願書を提出した後の導入保育やプレ保育で会うお子さんは、入園を前提とした上で通っているので、今後同級生として長くお付き合いすることになります。気があいそうなママに思い切って声をかけてみて、知り合いの輪を広げてみるのもよいかもしれませんね。

 

 

ライター:和田美恵


 

 

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