ネーミング決定
前々回の特許関連作業から最終仕様を決めている間に並行して行っていたことは、商品名を決めてその商標登録をすることです。
新しい機能性を持ったベビー服なので、それが伝わる商品名があると分かりやすいですよね。
そしてその名前はこの商品だけに付いていてほしいので、商標登録をすることにしました。
商標登録をする際も、特許庁のHPで同じようなネーミングが無いかを確認して、大丈夫なら申請します。
このとき出願する区分数によって金額が変わります。
私は洋服などが入っている第25類で登録することにしました。
そして、私が決めたこのベビー服の名前は。。。
ジャジャーン!
商品名「ラクラクふわふわバルーンオール」
簡単にお着替えやおむつ替えができる一体型であることと、見た目の特徴の「バルーンパンツ」のデザインを強調して『バルーンオール』という造語を作りました。
いかがですか?
商標はカタカナ「バルーンオール」と英語の「Balloon all」を登録しました。
縫製品なので海外のパクリ対策で英語でも登録するこにしました。
商品名を決めるにあたり、いろんな方々に見てもらって感想をいただきました。
この場を借りてお礼を言いたいです。ありがとうございました。
最終仕様の紹介
前回から何度も何度も試作と修正の繰り返しをして、やっと「コレッ!」と言えるベビー服が完成しました。
完成したベビー服の機能性をご紹介しますね。
コンセプトは新米ママでも着替えやすいベビー服
0ヵ月の赤ちゃんのお着替えは主に朝と沐浴後の2回ですが、赤ちゃんは汗をよくかきますので、その都度お着替えします。
おむつ替えの場合、「おしっこ」は一日10~20回、「うんち」も最初のうちはちょこちょこする時があり、10回くらいすると言われてます。その都度おむつ交換はしないかもしれませんが、トータルで考えると20回位お着替えやおむつ交換をします。
その間、赤ちゃんはママと離れて寝かされじっとしていなければなりません。
ママ達に聞いてみると、とにかくお着替えやおむつ替えの時は焦るみたいです。なるべく早くすませたいと思うのですが、紐結びやたくさんのホックの付け外しに時間がかかってしまい、思いがけず手間取ってしまうと、寝かされている赤ちゃんがぐずってきてしまい、大泣きしてしまうこともあるそうです。ママ自身も泣きたくなってしまいますね。
新生児の場合、おむつ替えのしやすい長肌着を着せているママも多いですが、抱っこをしている間にまくれあがってきてしまい気が付くと足が出てしまうこともあるそうです。
初めて赤ちゃんのお着替えをする新米ママであっても、たった30秒でお着替えさせられるくらい簡単にお着替えできる、お部屋着タイプのベビー服にこだわりました。
機能1)ラクラクホック
留めるのは上半身にある、この2か所のホックだけなので、簡単ですし、付け間違うこともありません。
②を留める際、テープの先にホックオス側が付いているので、留めやすくなってます。
機能2)肌に優しい縫製仕様
縫製まとめ(縫いしろ)を外側にしたので、内側はフラットになり、赤ちゃんの肌への当たりを少なくしました。
機能3)ふわふわバルーンパンツでお着替え簡単
『ふわふわバルーンパンツ』のゴムを伸ばしてお尻と足を入れます。(実用新案取得済)
◆ラクラクおむつ替え仕様
前身ごろだけ上下が分かれていますので、おむつ交換の時は、上半身にあるホックは外さず、
下半身だけバルーンパンツから出します。これならおむつ替えもカンタンにできます。
機能4)ゆったり2Way仕様
バルーンパンツ部分は、赤ちゃんのM字型足にピッタリの形状なので、足は出さなくてもOKです。
素材は肌に優しいダブルガーゼ素材を採用していますので、吸湿性抜群です。
機能5)着やすくふわふわの生地採用
上半身は肌なじみのいい柔らかな綿素材、バルーンパンツはふわふわなダブルガーゼを使用しているので、赤ちゃんにとって優しく着心地バツグンです。もちろんノンホルマリン生地を採用してるので、肌の弱い赤ちゃんにも安心です。
機能6)安心品質!
大切な赤ちゃんが初めて着る服だから、日本製のホルマリンなど肌に悪影響となる物資を含まない生地を使用し、縫製は日本製にこだわりました。出荷の際は検針機で危ない金属等が入ってないかきちんとチェックしてもらうことにしました。
カラー展開
男女どちらでも使用できるようなカラーリング展開にしています。このちょっとナチュラルテイストのカラーがママ達にとっても人気がありましたよ。
着せてみたところ(動画)
いかがでしょうか。
動画を見ると分かりやすいですかねぇ。
対象はおむつ交換が一番多い、生まれてすぐから3ヵ月頃まで着られます。
身長:50~60cm、体重:3~6kg
次回予告
次回はママや赤ちゃんに協力していただき、撮影した画像を使って商品紹介をさせていただきます。
このホームページで企画経過を全て報告します。
前回までの内容はこちらで確認してくださいね。