可愛い赤ちゃんが生まれたのなら、出産祝いを贈って「おめでとう」の気持ちを伝えるものです。
でも、一歩間違えれば非常識になったり、恥ずかしいことになってしまうことも。
ではそんな出産祝いのマナーとはどういうものでしょうか。
◆出産祝いを贈るタイミング
タイミングとしては、だいたい生後7日から1ヶ月ほどの間に贈る、というのが基本的なところでしょう。
とはいえ、まだ出産後の体力が戻っていなかったり、初めての子供ならば退院後もバタバタすることになります。
この場合、退院したという報告を受けてから贈る、あるいは自宅に郵送するなどの方法があります。
もし友達どうしでお祝いのパーティーをするのならそのタイミングに一気に贈るのもいいですね。
◆出産祝いの贈り方
もし先のようにパーティーを準備しているのなら、そのパーティーの時に贈るようにしましょう。
また、出産後1ヶ月以内に家にお呼ばれしたのならその時に、ということになります。
ただ、産まれてしばらくは相手の家もバタバタしていますから、大体の場合は家に送る、配送してもらうようにします。
この場合、メッセージカードをつけてお祝いの気持ちを一緒に伝えるとより気持ちが伝わりやすくなります。
配送を依頼する時には配送先は間違わないようにして、受け取る人にも「お祝いを贈ったよ」と一言伝えておきましょう。
病院には、お呼ばれした時のみ行きます。
この時、産後に呼ばれてもいないのに行ったり赤ちゃんを見に行くのは、母子の容体が安定していないのでよくありません。
ましてそこでかさばるような出産祝いを贈るとなると、これはもう非常識そのもの。
病院は母親の親か、もしくは旦那さん以外は行く必要がありません。
◆出産祝いに何を贈ればいいか
ひとつは現金です。
この場合、その母親との関係でいくらになるか、ということを考える必要があります。
親戚ならば1万円から3万円ほど、親友なら1万円くらい、知人や友人もしくは会社の同僚で5000円から1万円、近所や隣人ならば3000円程度です。
また、20代や30代なら5000円程度、40代以降になると10000円ほどは出したほうがいいという話もあります。
この場合はお祝いなのですから、気前のいいところを見せるようにしましょう。
次に商品券です。
この商品券については、クオカード、図書カード、百貨店商品券などがあります。
できるだけ家の近くにあるところで使える商品券にしましょう。
額面は上のような現金と同じように考えます。
ちなみに同じ種類の金券を贈るようにしておき、なにか考えがない限りは複数の商品券や金券を混ぜないようにしましょう。
寄せ集めのような印象を与えるので、よくありません。
時間がないときはこちらの形が一番無難、という意見もあります。
最後に品物です。
品物については、特に商品がこれというものはありません。
ただ、赤ちゃんに関するもの、ベビー用品、できるだけかわいい品物、あるいは産後のママのケアになるようなもの、子供のために使えるものなどにします。
こちらも予算は上と同じくらいです。
気をつけるのはサイズですね。
ベビー服やベビー用品の場合、すぐに子供は大きくなるので使える時期はかなり短くなります。
出産祝いとして送るのなら、産まれてすぐではなく生後半年から1年ほどで使えるような服を贈るのもいいでしょう。
これだけのマナーを守れば、かなりの割合で喜ばれるでしょう。
いろいろな商品がありますから、選ぶのも楽しいものです。
Babinity’sのショッピングサイトでも出産祝い用の商品を取り扱っていますので、どうぞ参考にしてみてください。
ご相談も承っております。
以上、出産祝いのマナーまとめでした。