二人目の妊娠と初めての妊娠で決定的に違うことと言えば、上の子のお世話がある、ということですね。ママは自分の体調も気になりつつ、上の子のお世話でも忙しい…というわけで、二人目の妊娠中はとてもハードになりますね。
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上の子がまだ幼い場合には「抱っこ~」とせがんできたり、急に赤ちゃん返りが始まったりと、上の子への対応も難しいところです。さらに、ママのお腹の中に赤ちゃんがいることをどう話したらいいのか、という悩みもありますね。そこで今回もベビニティーズサポーターでご自身も2人のお子さんを子育てされている和田美恵さんから「2人目妊娠で気をつけたいこと その2」と題して、2人目の妊娠中の上の子への対応について伝えていただきます。
「抱っこ~!」はたっぷりと
たとえ小さくても、ママの体調が悪いと、それを敏感に感じ取ってしまうのが子ども。自分の具合があまり良くない時に限って「ママ、抱っこ~」と甘えたり、わがままを言ってみたり…。ママとしては思わずため息が出そうになってしまいますが、そこはぐっとこらえて、できる範囲で甘えさせてやり、他人に迷惑をかけない範囲でならやりたいことをやらせてあげると子どもも落ち着きます。
立ちながらの抱っこはお腹や腰への負担も気になるので、椅子に座って膝の上に載せて、ぎゅっと抱きしめてあげるのでもOK。赤ちゃんが産まれたら、お兄ちゃん・お姉ちゃんは我慢しなくてはいけない場面もたくさんあるので、今のうちにたっぷりスキンシップで甘えさせてあげましょう。
赤ちゃんのことを知らせる
上の子が幼稚園児くらいで、自分の同い年のお友達に、既に妹や弟が生れていて、赤ちゃんを間近で見たことがあるならば、お腹に赤ちゃんがいることを話してもすんなり受け入れてくれるかもしれません。そうでない子も、ママのお腹に手をあててもらって「○○ちゃんの声、赤ちゃんに聞こえるかな」などと声掛けを。上の子の世界に少しずつ赤ちゃんとの関わりをもたせてあげることで、だんだん自分の状況が分かってくるはずです。
また、図書館には、赤ちゃんが産まれて主人公がお兄ちゃん・お姉ちゃんになるストーリーの絵本がたくさんあります。“赤ちゃんが家にやってくる”という楽しみな気持ちと、“不安や寂しさ”が同居している上の子の気持ちがとてもよく表現されているので、一緒に絵本を読んでみるのもおすすめです。
子供の気持ちが不安定になったら?
つわりや大きくなったお腹でママが思うように動けない時、パパや両親にお世話を頼むこともありますよね。日中は楽しく過ごしていても、夜中に泣き出したり、今まで一人でできていたトイレなどもできなくなってしまったり、ママと過ごす時間が短くなることで不安を感じて攻撃的な一面が出てしまうことがあります。中にはイヤイヤ期がさらにひどくなってしまったというお子さんもいます。
そんな時はママも心配になってしまいますが、まずは上の子の気持ちをしっかり受け止めてあげてくださいね。「お兄ちゃん・お姉ちゃんになるのだから○○しなさい」という言葉は、プレッシャーになってしまうので避けて、何かできたら「さすが!」というほめ言葉が、子どもも嬉しいはずです。
弟や妹ができたことで、気持ちがちょっぴりゆらいでしまうことは、今までパパとママの愛情を一身にうけてきた上の子ならではの試練ですが、「あんなこともあったなあ」と懐かしく思える日はあっという間にきます。何より、下の子が産まれてみれば、あれこれお世話をしたがったり、ママのちょっとしたお願いをきいてくれたり、それは頼りになる存在になるのですから。
さいごに
二人目妊娠時の上の子に対する対応策はいかがでしたでしょうか?甘えたり、泣いたり、怒ったり…上の子のいろいろな姿が成長の1ページであり、妊娠期間が新しい家族を迎えるための準備の時間です。自分が大切にされているという安心感は、きっと赤ちゃんへの興味や優しくするという形で巡っていくことでしょう。
どうか赤ちゃんが産まれるまでの間、上のお子さんとの貴重な時間を心身ともにおだやかに過ごせるといいですね。
ライター 和田 美恵
2回に渡って、2人目妊娠で気をつけたいこと(ママの体のこと&上の子のこと)をお伝えしましたが、いかがでしたか。
あっという間に過ぎてしまう2人目妊娠期間だと思いますので、ママ自身も息抜きしながら、楽しみながら過ごせるよう心がけてみてくださいね。
※2人目妊娠で気をつけたいこと(ママ編)はこちら⇒
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