赤ちゃんが生まれて1ヵ月健診も終わり、ホッと一息。これからはのんびり赤ちゃんと過ごすことができると思っているママも多いのではないですか?
でもこれから、しっかりとスケジュールを組んで取り組みたい、予防接種の日々が待っています。
今回は、予防接種に翻弄した経験を持つベビニティーズサポーターの青木かおりさんが、ご自身の経験を基に、予防接種の基本的なことをお伝えします。初めて赤ちゃんの予防接種を経験する新米ママが、予防接種スケジュールを作る前に知っておくときっと役に立つと思います。
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どんな予防接種があるの?
まず、国から助成の出る予防接種の種類はどんなものがあるのかをまとめました。
・小児肺炎球菌
・ヒブ(インフルエンザ菌b型)
・B型肝炎
・四種混合
・BCG
・麻しん・風疹
・水疱瘡
・日本脳炎
・二種混合
・ヒトパピローマウイルス
なんと10種類もあるのですね!しかし、上記の中には、3歳過ぎてから打つもの、11歳とちょっと先に接種するものなどがあります(※1)。
今回は、1歳までに打つべき予防接種に焦点を合わせて、どのような順番で打つのかをみていきましょう。
0歳のうちに予防接種を受ける回数は多い子で13回程。計画的に打つ必要があるのがお分かりいただけると思います。
予防接種ごとに受ける月齢は?
ヒブ・肺炎球菌
生後2ヶ月から接種できるのは、ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎です(※1)。ヒブと肺炎球菌は同時に接種することができるそうです。しかし筆者は全て別々に受けたので、毎週といっても良いくらい、小児科に通うことになります。
ヒブや肺炎球菌は追加文も含めて全4回打つ必要があり、前回の接種から4週間(27日)あけて次の回のものを3回打っていきます。追加分は1歳を迎えてから打ちます(※1)。
B型肝炎
筆者の子ども達の頃は予防接種一覧になかった気がするB型肝炎。こちらも2ヶ月から打つことが出来ます(※1)。
生後2ヶ月、3ヶ月、7~8ヶ月の全3回の接種が必要です(※1)。
四種混合
日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールによると、生後3ヶ月から接種予定となっていました。追加も含め全4回の接種が必要で、1~3回は前回の接種から20日以上空けてから次の回の接種を行います(※1)。
筆者は約1ヶ月の日を空けて予定しました。特に深い意味はありませんが、20日以上と覚えるより1ヶ月後に次を打つ、覚える方が簡単という安易な理由でしたが、非常に覚えやすかったです。
BCG
12月未満に接種すればいいようですが、基本的には5~8ヶ月未満に接種するそうです(※1)。
決められた期間内に打つのを忘れた…どうなる?
予防接種には、接種期間を設けられているものがあります。もし定期接種期間内に接種しなかった場合、それ以降の接種は自己負担となります。
予防接種毎の定期接種期間は、ヒブと肺炎球菌は4歳まで、B型肝炎は1歳まで、四種混合は7.5歳まで、BCGは1歳までとなります(※1)。
定期接種期間が過ぎると、任意接種期間へと移行します。ご紹介した以外のものについても、詳しくはかかりつけ医などに相談することをオススメします。
防接種の副作用の体験談
筆者の娘は、肺炎球菌とヒブをそれぞれ別々に打ちました。
肺炎球菌を接種した夜、生後2ヶ月の娘は高熱を出してしまいました。夜間救急にかかると、第2救急と呼ばれる大きな病院に回されました。
生後2ヶ月での発熱はRSウイルスなどの可能性もあるそうで、病院にかかる必要があるそうです。
筆者の娘も生後2ヶ月での高熱だったので、例外なく検査のために入院をすることに…。
検査の結果、RSウイルスなどではなく、予防接種の副作用によるものではないかという結論に達しました。
予防接種の副作用をどこか他人事と捉えていたので、予防接種を受ける前の説明書にある副作用もちゃんと確認する必要があることを学んだ出来事となりました。
皆さんも予防接種を受ける前には、医師や看護師からの説明や事前に配られる説明書きをよく読み、理解した上で予防接種を受けるようにして下さいね。
予防接種は、接種後数週間は別の予防接種を受けることができないなどの縛りがあります。
ご紹介した接種期間を参考に、お子さんの予防接種の計画を立ててみて下さいね!
参考:※1 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールの変更点
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